縫製。

縫製糸

ダイヤフェザー/テイジン/テトロン/

スパンミシン糸(ポリエステル100%)

黄色/30番糸

水色/50番糸

オレンジ/60番糸

僕のミシンデビューは、3年前。

妻が持っていた20年以上前に購入した

蛇の目ミシンでした。

その後、知人から使わなくなった

工業用ミシンを譲って頂いたのですが、

古かったので寿命。そして、色々調べて

もらい、僕が創りたいものを創るために

今揃える事が出来る範囲の

ベストセレクションを揃えました。


職業用 高速直線縫いミシン

(Excim-pro9600 / (㈱)ジューキ)


職業用の直線ミシンは、ほぼ工業用の

パワーがあり、工業用よりもコンパクトで

メンテが簡単で故障が少ない。

本縫い、直線縫いはほぼこれを愛用しています。


縫製をしていてよくあるのが

「メトビ」と呼ばれるもの。

通常の縫い目ピッチより広くなってしまう。

そこからほつれや破れの原因を作ってしまう。

そう僕のお師匠さんに教えてもらい、

縫い糸に適した縫い目のピッチ(運針)

を気にするようになりました。

お陰で「メトビ」はほぼ無くなりました。


運針(3cm内の縫い目数)

30番糸の場合は11か12。

50.60番糸の場合は14。メトビを無くす為。


ロックミシンは、工業用も含め色々候補は

ありましたが、ある番組で

鈴木製作所(山形)さんという所が

このbabylockを作っている

工場の生産風景を見ました。

その際に、このミシンの売りでもある、

糸通しをエアーで行う世界初ジェットエアースルーの

通気口を少しでもスムーズに糸が通るようにと、

ものすごいスピードで磨いて

おられたベテランの女性職人さんの凄さに

感動してこれにしようと決めました。

もちろん機能は工業用に引けを取りません。

それどころかむしろ仕上がりが綺麗にも感じます。


家庭用 二本針4本糸ロックミシン

(糸取物語 BL-69WL / (㈱)ベビーロック) 

最後にJUKIのコンピューターミシン。

これは主に穴かがり用として 使っています。

工業用ミシンのシェアNO1のJUKIさんが

作っているだけあって、穴かがりも

綺麗に仕上がってくれます。

もちろん、それ以外の機能もたくさんありますし、

本縫いでも使っています。


家庭用 コンピューターミシン

(HZL-FQ65 / JUKI)


その他にもフラットロックや刺繍機なども

揃えておりますが、まだまだ未熟な僕です。

使いこなすまではいけておりません。

僕が創る服は、ほぼこの3種類で製作していますので、

ご紹介させて頂きました。

僕が縫製で気を付けているところは、

「何度でもやり直す」というところです。

僕は不器用なので、器用な人の何倍も時間が

掛かっていると思います。

ですが、そんな僕でも取り柄があります。

それは、丁寧で几帳面な仕事をしている服を

沢山見てきた所です。ですから、自分が創ったものを

世に出していいかの基準は自然に高かったのが

幸いだっと今は思っています。

当初僕は、企画デザインし、サンプルまでを自分で創り、

販売用商品は別の縫製のプロにお願いし、

それを販売するつもりで動いていました。

そんな中、待ちに待った第一弾の商品が

上がってきました。

ですが、残念な結果になりました。

もちろんその商品の品質が良くないと

いう事ではないのですが、僕の求める

基準が高かったのでしょう。

それを見た時にテンションが上がらなった。

プロフィールにも書いていますが、僕は

「自分が良い、欲しいと思ったものを販売する」

と決めていたので、それを販売する事をやめて、

すべて破棄しました。

それから知人に、素晴らしい商品を創られている

縫製工場もご紹介頂いたのですが、自分で商品を

創る事に挑戦したくなりました。

経営者としては、ダメダメですね。でもしたかった。

そして自分自身が、これなら欲しい!と思う

品質の商品が 創れるようになろうと決めました。

そして工房に引きこもり、少しでも品質が 良くなり、

堂々と販売出来るものを創る為、

とにかくミシンを踏みまくりました。

何度も何度もやり直し、

一着一着丁寧に創る事だけを意識して。

約2年間、創る事だけをしました。

それ以外の業務は一切しませんでした。

もちろん、それでも本当の職人さんには

足元に及ばないと思います。

ですが、やっと僕が納得する品質の商品が

創れるようになりました。

そのおかげで僕の蓄えはほぼゼロに、、、

すいません、余談でした。

まだまだ一着仕上げるのに時間を要しますし、

100%納得できていない箇所もあるので、

少しでも上手く早く創れるように

これからも精進していきたいと考えてます。

addmake

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